70年の金物卸業の経験と地域の作り手の技術を結集し、
新たな価値を創造するブランドです。

伝統と革新

江戸時代の昔から三条市では金物卸の販路と情報、つくり手の技術が手を取り合い産地を支えてきました。現在の三条市は伝統の鍛冶の技と先端の設備を持つ企業が同居する日本でも有数の物づくりのまちです。TAGAIはこの三条市で刃物の本質的な価値を改めてご提案するブランドです。

錆びることと
引き換えに出来ない
本質的な価値を
お客様へ

「最近の庖丁は良く切れない」ご年配のお客様から良くお聞きした言葉です。
今回TAGAIの第一弾として発売したtraditionとfineの庖丁は切刃に鋼(はがね) を用いた庖丁です。
鋼の庖丁は良く切れますが錆び(サビ)ます。

現在ご家庭の中にある庖丁は錆びないステンレス系の庖丁が一般的です。
これは「売り手」である私達が、錆びる事、そして研ぐ事のご説明を省き、売りやすいステンレス系の庖丁を売り続けた事も要因のひとつだろうと思います。

現在、日本の鋼(はがね) の庖丁は和食、 日本料理とともに世界中に広まっています。
和食の職人が手放すことの無かった滑らずに食材に食い込む圧倒的な切れ味、錆びる事と引き換えに出来ない本質的な価値をあらためて皆様へご提案致します。

TAGAI 代表 株式会社中條金物
代表取締役社長 中條克俊

TAGAIに携わる者

TAGAI tradition 製作

日野浦 睦 (刃物工房 味方屋 四代目)

越後三条の鉈鍛冶と知られる味方屋三代目の司(つかさ)氏に師事し15年。伝統的な鍛冶の技と科学的な検証から鋼の性能を引き出す同工房の製品は国内外で高い評価を得ている。刃物は一期一会、若き才能が1本1本に心を込め鋼と向き合う庖丁は多くの料理人から評価され始めた。

TAGAI fine 製作

細川 敬 (義平刃物五代目)

家庭用庖丁をつくり続ける庖丁鍛冶の五代目として、日々切れ味と使い心地を真摯に追及する鍛冶職人。蓄積された技でつくられる家庭用の和庖丁は切れ味とバランスに優れ、特に女性のお客様の評価が高い。越後三条鍛冶集団の現会長として地場産業の発展にも尽力する鍛冶職人の若きリーダー。

TAGAI 包丁ハンドル製作

金子 薫 (カネコ総業(株)代表取締役/木工業三代目)

初代は園芸・農具の製造を主力とした。近年は農林水産省の農業女子プロジェクトにおいて女性農業従事者からのニーズを形にした農具ブランド「lacuno」ラクーノを手掛ける。包丁のハンドル製作はNCを用いた精度と手作業による丁寧な仕上げでTAGAI包丁の魅力を引きたてている。

ブランド名、ロゴデザイン

高橋 徹 (ツムジグラフィカ代表 デザイナー/アートディレクター)

グラフィックデザインを基礎にコミュニケーションに関わる支援を行い、国内外でのものづくりや、地域に関わるデザイン業務を行う。グッドデザイン賞2015、NADC審査員特別賞、大地の芸術祭2015参加。

TAGAIブランド代表

中條克俊 (株式会社中條金物 代表取締役社長 金物卸商二代目)

三条の金物卸の役割は産地で養われた目と知識でお客様へ品質をコミットする事。「使い手」「作り手」「売り手」携わるすべとの人が自分のブランドとして感じてもらう、そんなビジネスモデルを目指してTAGAIをスタートする。

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